こんばんは、やんやんです。
本日は、豚汁の具を使った「五目炊き込みご飯」をご紹介します。
炊き込みごはん?かやくごはん?
みなさんのお家では、色々な具材を入れて味付けして炊き込んだご飯を、「炊き込みごはん」と言いますか?「かやくごはん」と言いますか?
この違いは実は方言みたいなもので、基本的には同じ料理のことを指しているんです。
ゴボウや油揚げなどの具をを加えて炊き込んだご飯のことを、炊き込みご飯や五目ご飯と呼びますが、関西の方では”かやくごはん”呼ばれます。中略
この”かやく”という言葉、”火薬”ではなく、”加薬”(または加役)と書きます。加薬とは元々、漢方で主薬に対して補助的に添える薬という意味があり、そこから料理に添える薬味や香辛料を加えること(加薬味)も表したことから、味をつけたり細かく切った具のことを”かやく”と呼ぶようになったようです。
食育大事典より https://shokuiku-daijiten.com/mame/mame-1541/
わが家は夫婦揃って関西出身なので、確かに「かやくごはん」にもとても馴染みがあります。
でも、このブログを書くために調べるまで、「火薬」ごはんだと思っていました、なんて恥ずかしくて言えません・・・。
五目=5種類でなくても大丈夫!
豚肉、玉ねぎ、だいこん、にんじん、しめじ、ごぼう、数えてみると今回のレシピでは6種類の具材の入った炊き込みごはんになっていました。
それなのに「五目炊き込みご飯っておかしくない?」と思いましたが、実は合っているんです。
そもそも「五目」=5種類の具材、という意味だけではないのです。
精選版日本国語大辞典によると、五目とは、
① 五つの品。五種。
② いろいろなものが入りまじっていること。ごたごたしていること。また、そのもの。
という2つの意味があり、メニューとして五目〇〇という時は②の意味で使われているケースが多そうですね。
五目炊き込みご飯の作り方
色々と雑学をお話ししてきましたが、ここからが本番です!
豚汁の具さえ作ってあれば、あとは調味料と一緒に炊飯器に入れてスイッチを押すだけの本当に簡単・お手軽料理です。
材料紹介
まずは材料紹介です。
準備する材料の中で、豚汁の具は事前に作ってご準備ください!
豚汁の具の作り方はコチラから!
分量:3〜4人前程度
- お米 2合
- 豚汁の具(だし汁)400cc※
- 豚汁の具(具材) 250g
- 濃口しょうゆ 40cc
- みりん 40cc
- しょうが 3g
※だし汁は最終的に炊飯器の2合の線まで水分が来るように調整するので、400cc前後とくらいのアバウトさで計っておいて大丈夫です。
お好みでトッピング
- 青ねぎ
- 三つ葉
- 刻みのり
- 大葉
作り方
①お米を研いで30分程度水につけておき、その後水気を切っておく
②炊飯器にお米、しょうゆ、みりん、だし汁を入れてよくかき混ぜた後、平らになるように均す。
②具材の水気をしっかりと切り、炊飯器に入れる。
③千切りにしたしょうがを入れ、炊飯器のスイッチを入れて炊飯する。
④炊き上がったら釜の底からさっくりとまぜる
⑤器に盛り付けて、お好みでねぎ、三つ葉、海苔、大葉などを乗せて完成!
ワンポイント!しょうがの香りでさっぱりした仕上がりに
豚汁の具は豚肉の脂感がしっかりあるので、厚みのあるしっかりとした炊き込みご飯に仕上がります。
もちろんこれはこれで美味しいのですが、特に夏場などには少しさっぱりとした感じがある方が食べやすいので、ご飯を炊く時にしょうがを入れることをお勧めします。
炊き上がった時の香りが全然違いますので、ぜひ入れてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
豚汁の具を使った五目炊き込みご飯をご紹介しました。
食べた感じはかなりしっかりした味付けで、沖縄料理の「ジューシー」に近い感じもありました。
むしろメニュー名を変えた方が良かったかもです・・・笑
色々な薬味をのせて食べても美味しいですし、おにぎりにして海苔を巻いて食べても、美味しいですよ!
お米を洗っている間や、炊飯している間に待ち時間がありますので、その間に豚汁の具に味噌をといて、豚汁を作ったり、簡単な副菜を作ったりすれば、立派な定食が作れちゃいます。
作り方自体はとっても簡単なので、ぜひ一度お試しください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。